34歳で結婚する女

元「結婚できそうにない女」、結婚までのカウントダウン

絶対彼氏。

2008年のドラマを見ました。

古っ!

でも内容やビジュアルは思ったほど古くなかった。


絶対彼氏」というマンガが原作のドラマ。


速水もこみちくん、相武紗季ちゃん、水嶋ヒロくんがメインキャスト。

持ち主の希望通りの設定を持つ恋人ロボット(もこみちくん)と、

それをなぜか流れで購入してしまう恋愛に不器用な女の子(相武紗季ちゃん)の物語。

水嶋ヒロくんは相武紗季ちゃんの職場の上司で、最終的に彼女に恋をする役柄。


思っ切りナンデヤネンな設定だけど、笑えて面白い。

そして最後は泣いてしまった…

大人の女が泣く話じゃねーダロと自分でつっこみたくなったけど、

むしろ大人だからこそ泣けた。


また登場の親友Hちゃんの名言で、

「結婚しても、
心の中で大切に思い続ける(パートナー以外の)人がいてもいいし、
誰にでも一人ぐらいはそういう人がいると思う」

というのがある。

それを聞いた時の私はまだちゃんと恋愛をしたことがなくて、

その言葉を本当には理解できてなかったと思う。


他にも、結婚した人たちが

「私の大恋愛の人は旦那さんじゃなくて、学生の時の彼」とか

「運命の人とは結婚できなかった」とか言うのを聞くとちょっと混乱したりしてた。

その人たちはちゃんと夫や妻を愛してるし、うまくいってるように見えるから余計に混乱。


でも今はわかる。

その人たちにとって、その相手は「絶対彼氏」もしくは「絶対彼女」だったということ。

なぜなら私にも絶対彼氏がいたから。


絶対的に自分を愛してくれて、

2人とても強く結びついていて、

これ以上にぴったりな人はいないんじゃないかという相手。


そういう相手と生涯を共にできる人はとても幸運だ。

だけど、ドラマでもそうだけど、結ばれないこともある。

むしろ結ばれないことの方が多いかもしれない。


私なりに思うのは、そういう絶対的な恋愛によって

人は愛することを学ぶのかもしれないということ。

だからこそその後出会うパートナーを大切にしていけるのかも。


思いっきり愛したり愛されたりという経験には、

野蛮な形で甘みも苦味も痛みも喜びもふんだんに盛り込まれているから、

そこを経ると人生が文明化されるというか。

親密な関係のルールを皮膚で学ぶ感じ。

もちろんその基礎の基礎は両親との関係で学ぶ。


たった一人の元恋人は、私の絶対彼氏だったな〜

とドラマを見て思った。

彼なしでは、私は今も恋愛ポンコツ女のまま、きっと婚活もしてない。


私が人生のパートナーと出会うとき、

彼に未だかつてなく感謝すると思う。


まーそんなことは関係なしに、単純にドラマ面白くておすすめです。

速水もこみちくんのヌード率が高いのも見逃せない!

ただ、私的にはもうちょっと肉付きいいほうが嬉しい(贅沢)