4日目。
4日目のワーク内容は教科書
30日間で理想のパートナーを見つける法のDay10-12。
この日は私の婚活において、けっこうヤマ場だった気がする。
婚活には関係ないと思ってずーっと見ないようにしてきた問題が明るみに。
テーマは
- 心のバケツ
- 傷
- ネガティブの正体
1は自分の心のバケツにどんな人間関係が入っているかを冷静に分析➡︎整理して、パートナーを受け入れるスペースを確保するためのワーク。
なかなか満タンで、むしろ溢れかえっていたことに気づく。
主に妄想で。
妄想上のいい男。
ここらでそんなん全部放り出して、現実のいい男を受け入れよーぜっていうことらしい。
大賛成!
さっそく、妄想をだいぶ処分した。
気を抜くとまたすぐに溜まるので、こまめに処分の習慣をつけたい。
婚活のヤマ場となった2のワーク。
自分の全ての傷と向き合い、癒す。
私は過去のイヤなことにこだわるより目の前のことを楽しみたいので、癒す必要のある傷なんてべつにないわと思ってた。
恋愛も一回しかしてない。
特に問題もない家庭で育ったので、そこで負った傷もない。
それが大いなる勘違いだった。
30すぎて恋人の存在を両親にひた隠し、
一切の恋愛も経験がないように装ってきた事実の裏に、
家庭の傷がないはずがなかった。
恋愛の傷も、普通は何年もかけて何人かの恋人にうまく分散されると思うけど、私の場合はたった一回で短時間に濃縮されていた。
恋愛のほうは3日目でだいたい消化できたので、
ここでは生まれてからの家庭での出来事に注目する。
客観的事実としては、母親からの肉体的暴力。
愛情によるしつけという名の下に繰り返され、
抵抗が許されなかった恐ろしい行為。
それに加えて、言葉による私という存在の否定。
運動も勉強も何一つとりえがなく、
トロくて人から好かれることもない娘への罵り。
私が大人になってから母親とは概ね楽しく付き合っているものの、今でもたまに火山のごとく彼女を怒らせてしまう。
私は原因がわからない。
地雷の場所がわからないせいでいつも無意識に踏んでしまう。
そんなときに母が私に投げる言葉は決まっている。
- あんたは(親に対する)感謝の気持ちが全くない
- 親をバカにしてる
- エラそうに!
- あんたはリッパ(嫌味で)
- さっさとどこかへ行ってしまえ
だいたいいつもこんな感じ。
33にもなってこんなこと言われる自分ww
その時の私の気持ちは、
- 何をどれだけがんばってもお母さんに認めてもらえない
- お母さんの私に対する要求レベルは高すぎる
- どうせお母さんの理想の娘にはなれない
どれだけ他の人が私を認めてくれても、母の承認だけは絶対に得られないという思い。
これは深い根がありそう…
原因を掘り下げていくと、
物心ついたころにまで遡る必要があった。
そもそも私はなぜこんなふうに感じるのか?
原因となった主な出来事は、日常的なもの⬇︎
- 「この子は〜(走りが遅い、行動が鈍いなど)」とけなされる
- よその子はこんなにも素晴らしいと比較される
- 悪気のない行動が原因で、殴る蹴るの暴行を受ける
結果、全てにおいて完璧でなければという強迫観念を持ち、何事にも全力を尽くすものの、何がうまくできたところで母が私を認めて褒めてくれることはない。
もちろん、どれだけ努力しても何もかもうまくできるわけじゃない。
とてもむなしい。
ネガティブな感情は幻で、真実は真逆にあると何度も書いてある。
だから私もネガティブな出来事や感情を全部疑うことを覚えた。
ずっと傷ついてきたことって、全部本当のことなのか?
そう考えたときに、真実は別にあるのかもしれないと思うようになる。
これって、3の「ネガティブの正体」も同じ。
自分が傷ついてきた場面を細かく思い出してみると、
真実の正体が隠れていた。
結論から言うと、
母は私が生まれてから今までがんばったことを誰よりもよく知っているし、自慢に思っている。
何ができるからではなく、たとえ何ができなくても私を愛してくれている。
つまり、無条件の愛がある。
ということがわかった。
まさか、真実は本当に真逆だったとは…
これに気づいたときは思わず号泣しちゃった。
それからそれから、私が娘として母から認めてもらえない不満は、母が娘(私)から認めてもらえない不満が原因だということも判明。
あの人は末っ子で、永遠の絶対的センター。
自分の行動にいつもみんなが注目してちやほやしてくれなきゃダメなのです。
でないと不満だし、不安なのです。
これで、噴火したときの言葉もつじつまが合う。
そうと気づいたらソッコー褒めてちやほや作戦開始。
するとすっかりいい感じ。
ちなみに、幼少期からのけなし言葉も全部納得。
実は、母は私をけなしていたわけじゃなく、自分を褒めて欲しかったことが判明したから。
「あんたは足が遅い」などの後ろには必ず
「私はずっとクラスで一番速かった」というオマケが付いてたのだ!
つまり私をけなしてたわけじゃなく、
「私はスゴイ」というアピールだったわけ。
他の子との比較や暴力については、
単に母親としての自信がなかっただけ。
それまでなんでもうまくやってきた母は、きっと子どもを持って初めてうまくいかないことに直面したのだと思う。
どうしたらいいかわからなくて、そういう方法しか思いつかなかったのだと思う。
もしも「他との比較や暴力は子どもを傷つけるだけで、何の教育的効果も得られない」とわかっていたら、きっと違う方法をとっていた。
未熟さゆえに焦りがちな若き日の母に同情したら、全部納得できた。
毎日充実の婚活だけど、この日は特に充実した。
この日を境に、自分がとても軽くなった気がする。