34歳で結婚する女

元「結婚できそうにない女」、結婚までのカウントダウン

3日目つづき。

今日は、婚活3日目のワーク内容に追記したい気づきを数点。

前の恋人に関して。


3日目のワークでは彼とうまくいかなかった原因をひとつ探りあてた。
(時間感覚の決定的な違い)


彼とのお付き合いはとても複雑だった。

お互いすごく好きで、
一緒にいると楽しくて安心で、
ステキなことがたくさんあった。

一人の女性が一生の間に男性からもらいたいもので、
私が思いつく限りの全部をくれる人だった。

遠距離だったけど、
毎日ひと時も欠かさず愛情表現してくれて、
遠いところまで会いに来てくれて、
離れていても浮気の心配をほんの少しもさせないようにしてくれて、
何でも私に合わせてくれて、
寂しい思いや不安な気持ちをまったく私に与えないでいてくれた。

楽しいと思うこと、
金銭感覚、
食べ物の好み、
日常の細かな習慣、
大切なセックスの相性まで、
これ以上はないと思うほどぴったりだった。

他にも、
家事を自主的にやってくれたり、
たまにステキなプレゼントをしてくれたり、
常にロマンチックな言葉をくれたり…
愛される幸せをいつも感じさせてくれた。


これだけ挙げれば、

こんな相手がだめなんて、おめーはバカがつくほどのゼータク女か!

と思われてもしょうがない。


そこが私たちカップルの複雑なところ。

私の業の深さというべきか。


こんなにすばらしい人を、私は大好きだったのに、人として尊敬することができなかった。

⬆︎に書いた生活の表面的なことは全部ぴったりなのに、
人生の核心部は何一つかみ合わなかったのだ。


具体的には、彼の

  • 自己評価
  • 人間関係の組み立て方
  • 人生のビジョンの描き方


に共感できなかったこと。


私がどれだけ彼を高く評価してもムダに思えるほど、彼は自分に自信がなかった。

自己評価が低いから幸せな人間関係を築けてないように見えたし、
人生のビジョンをどう描いていいかわかっていないように思えた。


彼の周りは彼が好きではない人々であふれていて、
人生は楽しくないことで埋め尽くされている感じがした。


私の彼に対する評価はもちろん高かったし、
そのことをわかってもらおうとしたけれど、
そんなことは所詮私のエゴでしかなかった。


彼の自己評価が低いために、私への直接的な影響もあった。

自己評価が低い=他人への評価が高いということらしく、
私の周りは自分よりも魅力的な男性しかいないという嫉妬。


文字にすると異常さが際立ってしまうことを承知で、
彼と一緒にいるときに起きた出来事をいくつかピックアップすると…

  • 私が足早に歩くと、いい男を見つけて追いかけていると勘違いする
  • 私が街で彼から目を離して風景を見ていると、いい男を見つめていると勘違いする
  • 男性に道を聞くor聞かれるなどで私が口を挟むと、相手の男性に積極的にアピールしてると勘違いする
などなど。


彼にとっては、私の行動は常に浮気と直結しているように見えたらしい。
そのせいで、彼はいつ何時も自分より優れた男に奪われる可能性に怯えていた。


そんなのが原因で、戦争みたいなケンカを何回したかわからない。

彼の言い分は、不安になる行動をとらないでほしい。
私の言い分は、不安になる意味がわからない。

どれだけケンカしても、理解し合えることはなかった。

今はやっと、彼の自己評価が低いせいだとわかる。
わかったところで、どうしようもないけど。


ここまでは、別れを決意した時点で気づいていた。
ここからは、婚活ワークによる気づき。


私が人生のパートナーに求める欠かせない条件は、

「その人と一緒にいることで、よりよい人生を実現できること」

だって1人でこんなに楽しいのに、
2人でいるほうがつまらなかったらいやだ。

1人の楽しみを味わい尽くしたからこそ、
1人の限界がうっすら見えてきた。

ここからは、パートナーと一緒に切り拓いていきたい。


元恋人(一人しかいないので⬆︎の彼のことです)は、
この点で可能性が見えなかった。


彼と一緒に歩むことで、

自分の世界がますます広がるとか
1人でいるよりもっと自由になれるとか
お互いによい影響を与えあえるとか

そういうふうに思えなかった。


それでも「彼ではない」とすっぱり諦められずに、
何度も自分に問いかけた。

どうにかして彼とパートナーになれないのか?って
別れてからも彼を恋しく思いながら何度も考えた。

このワークにはテーマソングがあって、
「You raise me up」が頭の中でずっと流れてた。


親友の結婚式で聞いたときに、
私もこういうふうに思えるパートナーがいいなと思ったから。

「この人がいれば、私はどこまでも行ける」
っていうような内容だと思う。


元恋人はそういう相手ではない。
この日のワークを通して、冷静な心がやけにきっぱりとそのことを知らせてきた。


私は最終的にひどく彼を傷つけたと思うし、
彼は今も苦しんでいるかもしれない。

お互いに本物のパートナーを見つけるしか、苦しみから解放される方法はないのかも。
彼が幸せになる日が来るまでそれはわからない。


一つだけ確実に言えるのは、

私がこれから別のパートナーと過ごす時間の中でも
彼と過ごした日々はきっと宝物であり続けるし、
彼がくれたものは心の中で大切にし続けたいということ。




ところで、このサイトの表紙(?)の花の写真がどうにもエロいというご指摘を受けました。

指摘をくれたMちゃんいわく、
「婚活ブログなんだから、もうちょっとサワヤカなお花のほうがいいよ」と。

私、この花がエロいなんてこれっぽっちも思わずにのせてるよ!

うちのオカンファンのMちゃんに、あえてここで伝えたい。



この花、あんたの大好きなうちのオカンの服やで。

(ブログ開設の際に何か写真を…と思い、
目の前に寝っ転がってたオカンの服を撮影したものです)


Mちゃんの感想、オカンに言うたろ〜っと。